アーサナが体の癖に気づかせてくれるように、書くことは思考の癖に気づかせてくれます。
ヨガには、マットの上で行うアーサナ(ポーズ)だけでなく、日常の暮らしそのものを整える「行いの練習(ヤマ・ニヤマ)」があります。
けれど、行いの練習はアーサナの練習以上に難しい。
なぜなら、私たちの行動のほとんどが無意識で行われているからです。
たとえば、何気ないニュースや会話から不安を抱いたり、気づかないうちに自分を責めてしまったりすること。
頭では「やめよう」と思っていても、無意識に同じことを頭では繰り返してしまいます。
そこで役に立つのが書くことだなと感じます。
思っていることを言葉にして紙に残すと、それまで無意識だった感情や想いに気づけるようになります。
自己否定したり、他人と比べてしまう自分を変えたくても、そのことにまずは気づかなければ何も変わりません。
まずは自分の感情に気づくこと。
気づくことに必要なのが書くことだと私は思います。
書くことを続けた理由

私は日記を書くようになって気づけば10年経っていました。
正直に言うと、私は昔から読書や作文を書くことが得意ではなく。
むしろ読書感想文の宿題に何時間も悩んだり、文章を考えること自体が苦手で「書くこと=難しいこと」というイメージがありました。
それでも、なぜか日記だけは続けられたのです。
文章を書くのが苦手だった私が日記を続けられたのは、過去でも未来でもない「今の気持ち」をただ残したかったからだと思います。
誰に見せるわけではないので、上手に書こうともしない。そのときに感じたことや頭に浮かんだ言葉を、ただノートに書き留めるだけ。
今の気持ちを言葉にするだけで、なぜか心が落ち着く気がしました。
そして気づけば、日記を書き続けて10年間続いたのです。
書くことで広がるつながり

友人の誕生日に添える手紙、久しぶりに会う人へのちょっとしたメッセージ。
そうした小さな言葉のやりとりも大切にしています。
口で言う「ありがとう」も大切ですが、文字にして贈る「ありがとう」には、その時の気持ちが宿ります。
そしてそれを受け取ったとき、相手の心にも届きます。

手紙は読んでいるだけで「自分は人に支えられて生きているんだ」と実感できる宝物です。
書くことで自分の心が整うだけでなく、相手とのつながりや想いまで深まっていく。
その積み重ねが、人生をよりあたたかいものにしてくれます。
書くことは今を生きること
私にとって書くことは今を生きることであり、ヨガの教えを日常に生かすための実践そのものだと思います。
書くことで、自分の本当の気持ちに気づける。
書くことで、人とのつながりや感謝の想いが深まっていく。
その積み重ねが、人生をより豊かであたたかなものに変えてくれる。
ヨガの実践はマットの上だけにあるのではなく、日常にもたくさんあります。
ペンを持ち言葉を紡ぐこともヨガの実践です。
今日から書くことを、あなたの日常に取り入れてみませんか?
この記事が、あなたの日常に笑顔と豊かさを与えるきっかけになれれば嬉しいです。
ナマステ🙏
真実

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