いきなりですが、「インドで人生が変わる」って聞いたことありませんか?
実は私もそんな言葉に背中を押されて、初めての海外渡航でインドへ1ヶ月半のヨガ留学へ。
神様が身近にいる国で過ごした日々は、想像以上に多くのことを教えてくれました。
しかし、私の人生観はインド留学しても変わらなかったのです。
そこで今回は、以下の内容についてお話します。
- インドへ行っても私の人生観が変わらなかった理由
- インド留学で人生観が変わると言われる理由
- インド留学を通して学んだこと
人生観を変えるきっかけは、ヨガにありました。
この記事を読むことで、あなたの人生を変えるヒントが見つかりますよ🌞
インドヨガ留学を決めた理由

私がインドヨガ留学を決めた理由は、私の人生観を変えてくれたヨガを本場インドで学びたかったから。

私がヨガと出会ったのは5年前のこと。
そして2023年にRYT200を取得して、インストラクターとして歩きはじめました!
「せっかく日本で資格を取ったのに、なぜまたインドで?」と思いますよね。
それは私にとってヨガは、人生観を大きく変えてくれた大切なきっかだったから。
RYT200を取得する際、アーサナ(ポーズ)の練習だけではなく、ヨガ哲学も本格的に学びました。
ヨガ哲学は、人生を歩んでいく上で必要な教えがたくさんあります。
- 行いに集中し、結果には執着しない
- 体・心・五感はこの世界を体験する道具
- 「足りない」ではなく「すでにある」に気づく
毎日の生活をヨガ哲学の視点で捉えるようになり、心からの豊かさを感じました。



人生観を変えてくれたヨガを本場で学べば、さらに人生観を大きく変えてくれるはず・・・!
この気持ちが日に日に強くなり、インド留学を決めました。
インドヨガ留学で私の人生観が変わらなかった理由


「えっ、インド留学で人生観は変わらなかったの?」と思われるかもしれません。
その理由は、インドの文化や思想は、ヨガ哲学そのものだったから。
ヨガを学ぶことが、人生観を変えるきっかけになんだと思います。
ヨガ哲学が人生観を変える理由


ヨガは単なる運動や健康法ではなく、「どう生きるか」「何を大切にするか」という人生の根本に関わる考え方を教えてくれます。
これがヨガ哲学を学ぶと人生観を変わる理由だと私は思います。
ヨガをはじめてから、私の人生には小さな奇跡がたくさん起こりました。
- 物や地位に執着せず、穏やかな心で日々を過ごせるようになった
- 困難も「学び」や「成長の機会」として受け止めるようになった
- 毎日の小さな幸せに気づけ、自分らしく生きられるようになった
ヨガって、私たちが本来持っている「優しさ」や「幸せ」を思い出させてくれるものなんだと思います。
知恵ある者にとっては、すべてが苦しみである
— 『ヨーガ・スートラ』第2章 15節
ここでいう「苦しみ」とは否定的な意味ではなく、世界の現象がすべて移ろうものであることへの気づきを促すものです。つまり、苦しみを感じるからこそ、「変わらない本質(幸せな自己)」を思い出せる、という考えです。
インドで人生観が変わる言われる3つの理由


私はヨガ哲学を学び、人生観が大きく変わりました。
そこで、インド留学で人生観が変わったと感じる理由を、ヨガ哲学の視点と私のインドでの体験をもとに考えてみました。
きっとあなたも「なるほど」と思うはずです。
インドは常識がひっくり返される体験の連続
インドでは日本では考えられない体験の連続で、国によって常識は変わるのだと思う瞬間でした。
しかしその常識とは、自分自身が作り出した思い込みかもしれません。
ヨガ哲学では、「世界の見え方」は自分の心の状態によって大きく左右されると考えます。
つまり、私たちは“現実そのもの”を見ているのではなく、自分の心が作り出したフィルターを通して世界を見ている、という教えです。
心の働きが止むとき、見る者(本当の自分)は本来の自分自身にとどまる
— ヨガ・スートラ第1章3節
交通ルールがゆるい
私がいたプリーという町では、信号は町に1つだけ。道路に線もなくて、車も人も牛も一緒に行き交います。
バイクに4人乗りなんて普通の光景です。


「え、これで事故にならないの?」って最初は心配でしたが、みんな慣れたもので、上手に共存しています。
日本では道路は整備され、交通ルールもあり安心して運転できる環境があります。
このインドと日本の交通ルールの違いには本当に驚かされました。
商品の値段が決まってない
インドでは値段が書いてない商品、サービスがほとんど。


商品を買う時、日本人だと高値で言われ、リキシャは最初に言われた金額から変わることも(笑)。
インドは日本のように誰もが平等にサービスを受けられていることが当たり前でないと感じました。
遅刻しても怒らない
インドは電車が5時間遅れる、クラスで先生が30分遅刻することがあります。
それでも誰も怒らないのです・・・





最初、先生の遅刻にはちょっとイライラ・・・
ですが、遅刻が当たり前の日常に「まあ、いいか」って思えるようになりました。
自分の心の状態は環境によって簡単に変わってしまうもの。
そして、常識と思っていた心の状態に支配されると、苦しみが生まれるのです。
「心の働きが止むとき、見る者(本当の自分)は本来の自分自身にとどまる」
— ヨガ・スートラ第1章3節
このヨガ哲学の教えを身をもって実践することができたと感じました。
インドは人との距離がとても近い
これは本当に素敵な体験でした。
ヨガの語源である「ユジュ(yuj)」は「つなぐ・結ぶ」を意味します。
個人の本質(アートマン)は、宇宙の本質(ブラフマン)と同じであり、すべての人やものと根源的に一体であると説きます。
「ヨガは分離を超えて、すべてを一つに結ぶ」
— ヨガ・スートラ第2章 23節
インドでの「つながりを感じる」という体験は、ヨガそのものであり、本来の一体感や調和を思い出させてくれたように感じます。


初めて会った人とも、すぐに家族のように接してくれる温かさ。
英語が話せない私に、頑張って日本語で「ありがとう」って言ってくれる人たち。



言葉が通じなくても、心は繋がっているんだな〜と実感しました。
インドは本当の幸福を教えてくれる
周りの影響で作られた幸せではなく、自分の心から想う幸せを教えてくれました。
ヨガ哲学では、今あるものに満足し、感謝する心を育てていく大切さを学びます。
そして「本当の幸福」とは、物質的な所有や社会的地位だけではなく、足るを知り心の在り方や他者とのつながりにこそあると考えます。
「知足(サントーシャ)を実践することで、無上の幸福が得られる」
—ヨーガ・スートラ第2章42節
インド社会の現実として、カースト制の影響で、生まれた環境によって人生が決まってしまいます。





働く小さな子どもたち、物乞いをする人々…正直、心が痛みました。
しかし、物質的には貧しくても神を信じ、お互いを支え合い、心豊かに生きる人々の姿を見ました。
それはヨガ哲学が重視する「内面の豊かさ」「他者とのつながり」「感謝と信頼」に通じると思います。


つまり幸福とは、お金や地位だけで測るものではなく、どんな状況でも心の平和や愛を感じられること。
本当の幸福についてインドの人たちに教えてもらいました。
インド留学を通して学んだこと
私はインド留学では人生観は変わりませんでした。
しかし、それはヨガをすでに学んでいたからです。
インドで過ごした日々は、ヨガの学びを深められた貴重な体験でした。
- 今の生活がいかに恵まれているかを実感できた
- どんな環境でも学びに変える心の強さを身につけられた
- ヨガを学ぶことで人生観は変わると気づけた
私にとってヨガを学ぶことは、人生そのものです。
もしあなたが、「ヨガってどんなものだろう?」「今の現状にモヤモヤする」と思っているなら、まずはヨガを学ぶ一歩踏み出してみませんか?


ヨガを学ぶことで、あなたの中にも眠っている宝物が見つかるかもしれません。
そして一緒に、ヨガの素敵な世界を探求しましょう!
あなたと一緒にヨガができる日を楽しみにしています。
ナマステ🙏
真実
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